過活動膀胱とは、膀胱が過敏になって、尿が十分にたまっていなくても、ご本人の意思とは関係なく膀胱が収縮する状態です。その結果、急に尿意をもよおしたり、何度もトイレに行きたくなったりということが起きやすくなります。
過活動膀胱の症状
大きく下記4つの症状がみられる場合には、過活動膀胱の可能性が考えられます。
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急に起こる
おさえられない尿意 -
起きている間、
頻繁に
トイレに行き、
それが辛い状態
(目安8回以上) -
急に尿意が起こり、
トイレに間に合わず
尿が漏れてしまう症状 -
眠っている間に尿意で
目が覚め
トイレに行き、
それが辛い状態
(目安2回以上)
過活動膀胱の病態と治療
過活動膀胱の治療では、膀胱により多くの尿を溜められるようにお薬を使用したり、生活改善や排尿機能にかかわる訓練などで、正常な膀胱を取り戻すための治療を行います。