スキンケア スキンケア~女性ホルモンの低下による皮膚の乾燥~
更年期では女性ホルモンであるエストロゲンが減少することで、これまでとは異なる様々な症状が現れます。その一つが、皮膚の乾燥です。エストロゲンは皮膚に対して、コラーゲンを増やす、水分量を維持させるといった働きをしています。エストロゲンが減り、皮膚が乾燥すると、かゆみや湿疹などの症状が起こりやすくなってしまいます。このような症状を防ぐためにも、日ごろからのスキンケアが大切です。
保湿のやり方
保湿剤の適正な量
- 軟膏・クリーム
人差し指の先端から第一関節まで伸ばした量(約0.5g)が成人の両手の面積に塗る量の目安です。
※チューブの穴の大きさにより量は変わります。 - ローション
1円玉大に出した量(約0.5g)が成人の両手の面積に塗る量の目安です。
十分な量を塗り、保湿剤を効果的に活用しましょう。
塗り方
手を清潔にし、保湿剤を取ります。手のひらでやさしく丁寧に、塗り伸ばしてください。この際、すりこまないように注意しましょう。
保湿のタイミング
保湿剤は朝と夜(入浴後)の1日2回の塗布が効果的です。入浴後は水分を拭き取ったら、できるだけ早く塗布するようにしましょう。