更年期障害の治療 ホルモン補充療法(HRT) 海外事情

日本ではまだ一般的な更年期障害の治療法とはなっていないホルモン補充療法(HRT)ですが、欧米では、すでに15年~20年もの実績があり海外では常識化しつつあります。 もっとも普及率の高いオーストラリアでは56%、欧米では30~40%の高い普及となっていますが、日本では1.7%の普及率となっています。
欧米では更年期障害のスタンダードな治療法となっており、WHIの報道後は経皮吸収型製剤による治療が増えてきています。 日本でも徐々にHRTでの治療が広まりつつあり、相談にのってくれる医療機関も増えています。今後の更年期障害への治療として、HRTに期待が高まっています。

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