グローバル規模で生産力を高める
地球環境に配慮した
モノづくりも展開。
安心、安全で、高品質な商品をお届けするのは、製薬に携わる私たちの使命。国内・海外に隈なく商品を安定供給するために現在、グローバルな生産体制の再構築を継続的に実施しています。
当社の強みは高い製造技術にあると言えます。当社の製造設備は全くのオリジナルの設備で特に新商品の場合はゼロベースで製造技術、設備の開発を要します。開発難易度は高いですが、関わる技術者がアイデアを創出し、構想を練り試行錯誤の上に実現。世界に一つだけの設備を創り上げています。そして、その技術を海外の製造拠点に導出し、日本及び海外での生産レベルの向上につなげています。
課題となっているのは、変化し続ける海外での規制への対応です。各生産拠点では医薬品の製造管理及び品質管理体制を厳格に整えており、各グローバル拠点と密に連携を取りながら国ごとの規制やニーズにもキメ細かく応えています。
なお、久光製薬の生産拠点では、2050年にCO2排出実質ゼロの実現を掲げており、グローバル規模でそのロードマップを作成しています。化石燃料から再生可能エネルギーへの転換を長期的な観点で進め、環境に配慮したモノ作りができる会社へ進化を遂げます。
品質管理職の
「仕事の醍醐味」
久光製薬が製造する医薬品の品質を的確に分析するのが品質管理職の務め。お客様に常に安定した品質の医薬品を供給するため、試験(分析)の条件や操作は、しっかりと手順書(SOP)で定められています。
それに加えて、出てくるデータは多種多様なものになるので、それらの結果を分析していくのは、試験者の力量が問われます。日進月歩で技術が進化する以上、その理解を進めるためには、常に向上心を持ち積極的に知識や技術を習得して、専門性を高めて行こうという姿勢も大切です。品質管理はいわば久光製薬の信頼の原線。安心・安全で高品質な医薬品をお客様に届けるという目には見えない「当たり前」を守るために、品質管理職たちはプライドを持って仕事に向き合っています。
この職種の社員インタビュー
生産技術開発職の
「仕事の醍醐味」
生産技術開発部の主な業務は、製造ライン全体の改善及び新規導入です。製造ラインの改善は、稼働率・税率等を向上するために設備の改良を行うと共に一人当たりの生産性を向上させ、製造原価を引き下げることを目標とします。会社の利益に直結する重要な仕事であることを常に意識し、日々業務に取り組んでいます。製造設備や技術の開発は工場、研究部門、品質管理等の様々な部門の方との協力の上に進めていく仕事で、困難な課題に挑戦し、それを皆で乗り越えていく事にやりがいと面白さがあります。自分たちのアイデアを実現し、他に類のない設備を開発していく業務は、技術者として魅力的な仕事ではないかと思います。