経営理念
「世界の人々のQOL向上を目指す」Delivering a Better QOL to the World
「サロンパス®」をはじめとする当社の「貼る」技術は、世界でも最先端を走るTDDS(経皮薬物送達システム)の研究を原動力に今なお、進化し続けています。
世界中の人の健康と安全と快適な生活を守るべく、当社ではTDDSに基づいた技術をさらに研鑽することで、「世界の人々のQOL(クオリティ・オブ・ライフ:生活の質)向上を目指す」を経営理念に掲げています。
企業使命
「手当て」の文化を、世界へ。Promoting”TE-A-TE” Culture Worldwide
大切な人の痛みに手を添え、思いやりを持って心を込めて癒す「手当て」。世界の人々のQOL向上を実現するためには、「手当て」の文化を基礎とする思いやりの心が欠かせません。
長きにわたって強みを発揮してきた貼付剤はもちろん、多様な商品・サービスを創造することで、私たちは世界中の人々に思いやりあふれた「手当て」の文化を広げていきます。
久光製薬の原点
久光製薬は、1847(弘化4)年、「小松屋」として佐賀県鳥栖市田代で創業されました。以来、180年近くの長きにわたる歴史の中で、日本全国へ、そして世界各国へと医薬品をお届けする力を有するに至りました。
事業の核となる「貼る」の礎は、明治36年(1903)に「朝日万金膏®」を発売したことがきっかけとなって築かれました。以来、「サロンパス®」に代表される外用鎮痛消炎剤を数多く世に送り出すことで、多くのお客様の支持を集めてまいりました。
黎明期から私たちが全うしてきたのは、お客様のもとに出向き、実際に貼ってもらって“良さ”を感じてもらう「実宣活動」です。一人ひとりに向きあった地道な活動を繰り返した結果、広く久光製薬の「貼る」ブランドは認知され、発売から今日に至るまでロングセラー商品を送り出すことができています。
こうしたすべての活動の基盤となる考え方が「無形の貯蓄」です。信頼は一朝一夕では形成されません。お客様を大切に想い、真摯に向き合うという姿勢を貫き通していけば、いつの間にか形として見えない数多の信頼と支持が蓄積され、当社が前に進んでいくための大いなる力となるのです。当社の社員たちは今、創業の原点でもある「無形の貯蓄」の精神のもと、「お客様第一主義」を実践し続けることで、久光製薬の未来を切り拓こうとしています。