サステナビリティ
HELLO! eco!
HELLO! eco!とは
環境への取り組みの原点は、 「環境(eco)にいいこと始めよう!」という一人ひとりの思いから。 この思いをいつまでも持ち続けられるよう、環境活動のスローガンを「HELLO! eco!」といたしました。
「HELLO! eco!」マーク
久光製薬が定めるエコ基準をクリアした商品には、「HELLO! eco!」マークを環境省が定める環境表示ガイドラインによる環境説明文を併記した上で順次表示しています。 デザインは、「環境にいいこと始めよう!」という一人ひとりの思いを込めて、背景の四角囲みで貼付剤を、エコロジーの「e」で笑顔をシンプルかつポジティブに表現しています。
次のいずれかを満たした場合に
「HELLO! eco!」マークを表示しています
- 当社基準商品※に対して、薬袋、ケース等のサイズを縮小した商品
- 環境負荷低減に寄与する原材料(植物由来原料、再生原料など)を使用した商品
- 当社基準商品※に対して、商品ライフサイクルを通して環境負荷低減を実現した商品
- ※当社基準商品:当社従来品、もしくは当社の代表的な商品
従来品に対して、
コンパクトパッケージを採用した商品
(例:「のびのびⓇサロンシップⓇフィットⓇ 」20枚入)
- ※久光製薬が定めるエコ基準をクリアした商品には順次「HELLO! eco!」マークを表示しています。
- ※医療用医薬品に関しても同様に環境負荷低減の取り組みをしています。
「HELLO! eco!」マーク表示商品
のご紹介
久光製薬は、「エコ&コンパクト」パッケージへの変更、新パッケージの開発、環境に配慮した原材料の使用など、常に患者さんのQOL向上と環境に配慮した商品の改良に取り組んでいます。
ここでは、「HELLO! eco!」マークを表示する商品をご紹介します。
なお、医療用医薬品に関しても同様に環境に配慮した商品改良に取り組んでいます。
「HELLO! eco!」マーク表示商品
(一般用医薬品・その他)
これまでの環境負荷低減の取り組み
久光製薬は、研究開発・生産・物流・販売といったバリューチェーンにおける環境負荷低減に努めています。
当社がこれまでに行ってきた環境負荷低減の主な取り組みをご紹介します。
実施時期 (開始時期) |
実施内容 | 効果 |
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2011年度 | モーダルシフト開始 (よりCO₂排出量の少ない商品輸送方法への切替) |
[2023年度実績] トラック輸送のみと比較して約504tの CO₂削減 |
2012年度 | 「モーラスⓇテープL40㎎」の製造工程における 原料ロスの低減 |
年間約35トンのプラスチック削減効果 (運用開始前との比較) |
2015年度 | 営業車をハイブリッド車へ切替(順次) | [2024年2月現在] 営業車両のハイブリッド車両の割合:98.8% |
製剤開発により、「モーラスⓇパップ」に対して 膏体質量を70%軽量化した「モーラスⓇパップXR」の発売 |
年間約662トンの膏体削減効果(発売前との比較) | |
2017年度 | 鳥栖研究所において、季節による空調熱源設備の運用方法の 最適化(水資源削減) |
約25%の水資源削減効果(運用開始前との比較) |
「モーラスⓇテープ」などの包装の小型化・軽量化 | 年間約210トンの紙・プラスチック削減効果 (変更前との比較) |
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2018年度 | 筑波研究所において、灯油式ボイラーを電気温水器へ変更 | 約20%のエネルギー削減効果(運用開始前との比較) |
「SalonpasⓇ‐HOT」において、 製剤を半折りにし包装サイズを小型化 |
年間約17トンのプラスチック削減効果(変更前との比較) | |
2019年度 | 鳥栖研究所においてクリーンエリアの夜間空調停止 | 約3%のエネルギー削減効果(運用開始前との比較) |
「久光製薬ミュージアム」がZEB認証取得 | 2023年度も継続して省エネルギー運用しました。 | |
「のびのびⓇサロンシップⓇ」、 「フェイタスⓇシップ」において、 薬袋を折り曲げることで包装サイズを小型化 |
年間約5トンの紙削減効果(変更前との比較) | |
「のびのびⓇサロンシップⓇF」10枚入において、 薬袋による販売(パッケージ削減) |
年間約8トンの紙削減効果(パッケージの削減前との比較) | |
「エアーⓇサロンパスⓇ」をキャップレス仕様に変更(順次) | 年間約4トンのプラスチック削減効果(変更前との比較) | |
宇都宮工場においてエネルギー共同事業を開始 | 約20%のエネルギー削減と約20%のCO₂削減 (3社事業者間連携の削減効果) |
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2020年度 | 「サロンパスⓇ」、「モーラスⓇテープ」などの 包装サイズの小型化(順次) |
年間約150トンの紙・プラスチック削減効果 (変更前との比較) |
医療用医薬品の紙パンフレットを電子化(順次) | 年間約10トンの紙削減効果(電子化前との比較) | |
社内ペーパレス化への取り組み | [2023年度実績]2019年度比、 金額ベースで約69%、枚数ベースで約46%削減 |
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2021年度 | 「のびのびⓇサロンシップⓇフィット」10枚入において、 新パッケージ(ポケシップⓇ)の発売 |
年間約3トンの紙削減効果(従来品※との比較) ※「のびのびⓇサロンシップⓇ」F10枚入 |
医療用医薬品の添付文書の電子化 | 年間約75トンの紙削減効果(電子化前との比較) | |
2022年度 | 「ポケシップⓇ」のラインナップ追加 ①「のびのびⓇサロンシップⓇフィットⓇ H」10枚入 ②「のびのびⓇサロンシップⓇフィットⓇ H」20枚入 ③「のびのびⓇサロンシップⓇフィットⓇ α」10枚入 ④「のびのびⓇサロンシップⓇフィットⓇ α」20枚入 ⑤「フェイタスⓇシップ」10枚入 ⑥「フェイタスⓇシップ温感」10枚入 ⑦「のびのびⓇサロンシップⓇフィットⓇ」20枚入 ⑧「のびのびⓇサロンシップⓇフィットⓇ」40枚入 |
包材使用量を約80%削減(従来品※との比較) ※①、②「のびのびⓇサロンシップⓇ FH」16枚入 ③、④「のびのびⓇサロンシップⓇFα」16枚入 ⑤「フェイタスⓇシップ」16枚入 ⑥「フェイタスⓇシップ温感」16枚入 ⑦「のびのびⓇサロンシップⓇF」20枚入 ⑧「のびのびⓇサロンシップⓇF」40枚入 |
「モーラスⓇテープ20mg」、 「モーラスⓇテープL40mg」の包装袋において、 リサイクルPET80%の採用およびプラスチックの削減 |
年間約36トンのプラスチック削減効果(変更前との比較) | |
2023年度 | 「ポケシップⓇ」のラインナップ追加 ①「フェイタスⓇZ ジクサスⓇシップF」7枚入 ②「SalonpasⓇ Gel-Patch COOL」10枚入(シンガポール) ③「SalonpasⓇ Gel-Patch HOT」10枚入(シンガポール) |
包材使用量を約80%削減(従来品※との比較) ※①「フェイタスⓇZ ジクサスⓇシップ」6枚入 ②「SalonpasⓇ Gel-Patch」6枚入 ③「SalonpasⓇ Pain Relieving Gel-Patch HOT」6枚入 |
「エアーⓇサロンパスⓇ」において容量は そのままに缶の高さを縮小 ①「エアーⓇサロンパスⓇジェットα」100mL ②「エアーⓇサロンパスⓇジェットα」150mL ③「エアーⓇサロンパスⓇジェットα」300mL ④「エアーⓇサロンパスⓇDX」80mL ⑤「エアーⓇサロンパスⓇDX」120mL |
年間約1トンのアルミ削減効果(変更前との比較) | |
包装袋の外層にリサイクルPET80%を採用 ①「エストラーナⓇテープ 0.09mg」 ②「エストラーナⓇテープ 0.18mg」 ③「エストラーナⓇテープ 0.36mg」 ④「エストラーナⓇテープ 0.72mg」 ⑤「OdorleshipⓇ」(ISS(国際宇宙ステーション)搭載) |
一般的なPETフィルムに比べ、 フィルム製造時のCO₂排出量を約24%削減 |
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「サロンパスⓇアリーナ」がZEB Ready認証取得 | 再生可能エネルギーを除き、 基準一次エネルギー消費量から50%以上の 一次エネルギー消費量削減に適合した建築物 |
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2024年度 | 「フェイタスⓇ5.0」10枚入、 「フェイタスⓇ5.0 大判サイズ」10枚入が 外箱を省いたパッケージ(薬袋販売)にリニューアル (薬袋の外層にはリサイクルPET80%を使用) |
・外箱を省くことにより、 個包装1個あたりの包材使用量を約80%削減 (従来品との比較) ・リサイクルPET80%は、一般的なPETフィルムに比べ、 フィルム製造時のCO₂排出量を約24%削減 |
「SAGAグローバルリサーチセンター」がZEB Ready認証取得 | 再生可能エネルギーを除き、 基準一次エネルギー消費量から50%以上の 一次エネルギー消費量削減に適合した建築物 |
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通信販売において、 包装の簡素化およびポストイン対応の商品を発売 ①「サロンパスⓇ」160枚入 ②「フェイタスⓇ5.0」120枚入 |
・包装の簡素化 (個装箱を省き、輸送箱に直接薬袋を封入)により、 紙資源を削減 ・ポストイン対応の薄型パッケージを採用することで、 再配達によるCO₂排出量を削減 |
久光製薬の環境に関する取り組みの詳細は、
下記のリンクよりご覧になれます。